屋号付き口座開設の実際

三井住友銀行 新潟支店
Googleストリートビューから
開業のための順番
個人事業主としての開業準備を進めるにあたり、どういう順番が必要か考えていました。
銀行口座はプライベートのものと区別はしたいです。クレジットカードも別にして管理したいです。個人事業用として開業した後は必要な経費は最初から財布を別にしておこうと決めていました。
そうすると銀行口座を先ず作る必要があります。また、個人事業用の口座はどうせなら屋号付きのものにチャレンジしたいと考えていました。屋号付きの口座を作るには、個人事業の開業届が必要になります。
すべての出発点は開業届の提出からということになります。
会計ソフト 1月12日
会計ソフトは、やよいの青色申告オンラインにしようと決めていました。昨年お試しで使ってみました。契約のメールアドレスはGmailにしていました。昨年12月には解約もしておきました。
今年から本番になりますので、X Serverを契約をしてメールアドレスを作ってありましたので、やよい会計の専用のメールアドレスを使って契約をしました。
初年度は無料とのことでしたので、会計管理は真っ先に手配をしておこうと考えていました。それで1月12日に契約をしました。
銀行の選択
次にどの銀行にするかです。私の場合三菱銀行は学生のときに使っていました。地方銀行は有名どころはほとんど口座を持っていました。楽天銀行も屋号付きが作れるとのことですが、既に口座を持っています。
ネットでいろいろと調べていたのですが、屋号付きの口座を作りやすいとの情報は知っていましたので三井住友銀行にすることにしました。
開業届の提出 2月3日
個人事業主の開業日を2025年2月3日の立春の日にして、2月5日に新津税務署に開業届を提出してきました。ちなみに今年から税務署での開業届の収受印は廃止されたそうです。
また、新潟県に個人事業税の事業開始等申告書を提出しようと思いましたが、電話してみましたら、どうせ税務署から書類が廻ってきてわかるので、わざわざ提出しなくても良いといわれてしまいましたので、提出止するのは止めました。
三井住友銀行の対応 2月7日、18日、21日
2月7日に予約をしてあったのですが、開業届の控えを持って、三井住友銀行の新潟支店に行ってきました。
事業の内容、ホームページの準備があること、なぜ三井住友銀行にしたのかといったことを説明しました。屋号付き口座は全員が開設できるわけではなく断られる場合があると言われました。
審査に約2週間程度かかると言われました。
ネットでは当日にキャッシュカードも入手したと書いている人もいましたが、こういうのはあり得ないそうです。
2月18日に三井住友銀行から電話が入りました。再度、同じ説明を繰り返しました。また審査に数日かかるとのことでした。
2月21日に三井住友銀行から、口座開設の許可が出たとの電話がありました。同日に新潟支店に飛んでいきました。開設のための登録をタブレットで行いました。
帰宅してから、この真新しい口座に10万円を原資として振り込みました。
屋号付き口座名でトラブル発生 2月26日
屋号付きの口座が開設できましたので、やよいの青色申告オンラインで口座振替の入力をしようと思いました。ところが、何度やってもエラーになりました。
屋号付きの口座名が、「アイレム,セキカワ ツヨシ」になっていたのですが、口座振替の画面ではカンマが許可されていないようでした。
ネットで調べたら、千葉銀行などは最初からカンマが無い口座名にするとありました。
2月26日に三井住友銀行の新潟支店に予約無しで行きました。千葉銀行の例も説明してカンマを外してもらえないか交渉をしました。この説明が大変でした。だいたい50分くらいかかりましたが、ようやく口座名の修正をしてもらえることになりました。結局千葉銀行方式と同じ「アイレム セキカワツヨシ」にしてもらうことができました。
帰ってからやよいの青色申告オンラインで口座振替を登録しましたが、無事に成功しました。
キャッシュカードの入手とクレジットカードの手配 3月2日
3月2日にキャッシュカードが届きました。この日のうちに三井住友カードにネットで申請をしました。
クレジットカードとETCカードの入手 4月3日
4月3日に三井住友カードとETCカードが届きました。クレジットカードは申請から1か月かかりました。結局、開業届の提出からまるまる2か月かかりました。